米金利下落トレンド終了、、、

4月末に米10年債金利が 2.9%を上回ったことにより、過去30年間辿ってきた、米金利の下落トレンドが終了した、、、

これにより、過去に遡って、2011年頃から横ばいトレンドだったと言うことになる、、、

2011年からコロナ発生前の2020年初頭までは、米金利は1.5%~3%強の横ばいレンジ相場であり、コロナで一時的に1.5%を下回ったのは、アメリカの基礎的ファンダメンタルズからしてやり過ぎだったということになる、、、

万が一、ここで月末ベースで 3.2%を超えてくると、上昇トレンドに入ることになるが、まー有り得んわなー、、、

底値0.5%からは見たことが無いような上昇幅であるが、1.5%以下という、馬鹿げた水準で米債を買ってさえいなければ、今、米債投資家は普通のやられで済んでいることになる、、、

円債も、1997年頃に下落トレンドから横ばいトレンドに入ってからは、バイアンドホールドで非常に高いリスクリターン(シャープ1程度)を叩き出したので、米債もこれからはリスクリターンが高くなると思われる、、、

ただし、これは$ベースの場合であり、ヘッジ付きの場合には、調達コストが1%~1.5%程度かかってくるので、シャープは低くなってしまう、、、

日本からのヘッジ付き外債投資の時代は終了したと思われる、、、