2018年10月23日に上げたエントリー「海の色は変わったか?、、、」の続編で、「海の色は変わったかⅡ、、、」、、、
⇒ 2018年10月の暴落時のエントリー 海の色は、変わったか?、、、
前回の結論は「ようわからんが、とにかく、クラッシュする」で、時期的には米10年債が10月5日に1回目のピークを付け、11月8日にダブルトップを付ける幕間であった、、、
今回も10月3日がピークだったらいいのにとは思っている、、、
今回は、米経済は消費も雇用も強いので、株が崩れない限り金利が低下することは無いが、今回の米経済暴走ストップ支援材料は、、、、
1.2線以下の銀行が、相当ヤバい、、、
2.今月から学生ローンの返済が始まる、、、
3.ガソリンが高い、、、
4.カードローン延滞率が上昇している、、、
5.世界最後のタニ町の日銀がタカ派になりつつある、、、
、、、円キャリートレードの巻き戻しの時期を探っている、、、
6.これは、BISの銀行流動性・金利リスク規制を当て込んだ、
ヘッジファンドの売り攻勢なので、年内限定のイベントである、、、
グラフは、上下ともダウの時間軸は同じで、緑の10年債金利が、上側が当時で、下側が今回に分かれている、、、
、、、線が4本になると意味が不明になるので、2つに分けた、、、
前回の時間軸より、今はもっと若かったため、時間軸を修正した、、、
一番の問題は、FRBがもう、インフレファイターを辞めて、大統領戦に向けたふかしモードに入り、修正フィリップス曲線の上方遷移を放置すること、、、
その場合、世界経済は「スタグフレーション」にまっしぐらであり、悲惨な結末となる、、、
しかし、為政者が「インフレで民が困るのであれば、当然、バラマキしかない」と、臆面もなく考えているところを見ると、おそらく、ボルガーが経験した、インフレの対処方法はインフレ期待の『虐殺』しかないと解るまで、インフレに対処することは出来ない、、、
「スタグフレーション」のニュース記事があまりにも少ない現状は、おそらく、現役世代で「スタグフレーション」を経験したことがある人が無いことであろう、、、
そういう意味では、「スタグフレーション」をイヤほど知っている、エミン・ユルマズ氏なんかは、頼りになるのだろう、、、